| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »
アニメ「ブルードラゴン」の収録が続いている。ぼくの役デスロイはネネの周りを飛び回っている。こういう人間ではない役をやるときは想像力がとても大事だ。どんな生態系なのか。どんな生活なのかどんなものを食べているのか。もちろんそんな事は台本には書かれていないし、シーンでは描かれていない。そこを埋めるのが想像力だ。
「イメージ」が重要なのだ。
どんなイメージをしているか・・・。内緒である。ふふふ。
海外ドラマ「ローマ」の収録が続いている。ぼくの役オクタヴィウスも若いのにとても現実を分かっていて姉との近親相姦も冷静に見ている。聡明さの中に残忍さを備えた役である。今日もその収録をしてきた。
収録の帰りに四谷の洋食屋、エリーゼに寄ってきた。久しぶりだ。初めてここの洋食を口にしたのは、文学座に入った頃だから15年も前になる。
ここの「ビーフトマト」と呼ばれる料理が心地よいのだ。しつこくなく、さっぱりと胃の腑に入っていく。
じわぁー。しわっしわっ。。
この感覚が心地よい。そして、皿に盛られているキャベツも鮮度が高く、新鮮なのだ。
しゃきしゃき。しゃきしゃき。
そう、食べてるこちらの気持ちもしゃきしゃきしてくる。そういうキャベツなのだ。そして、極めつけはご飯。ご飯の炊き方が違うのか、とても新鮮で美味しく感じるのだ。演技もそうだが、新鮮な演技と言うのはお客さんの気持ちをリフレッシュさせてくれる。新鮮さがお客さんに元気を与えるのだ。常に新鮮でありたいものだ。
私の監督作品「魂の教育」の撮影が続いている。インタビュー撮りを先日してきたのだが、とても興味深い話が聞けた。
「イメージした事は現実になる」
その事に疑いがなく、確信を持てるとどんな事も叶うのである。改めて、イメージの力の素晴らしさを感じたのだった。イメージした事は脳における右脳の深いところにインプットされる。そして、その事を実現させよう脳が指令を出して行動に移すのである。ところが「そんな事出来ない」と左脳で判断すると「出来ない」という事が現実化するのである。
この映画がとても意義深いものであると確信して撮影を進めている。
アニメ「東京魔人学園」の収録が続いている。ぼくの役のアンジーは相変わらず京一の大ファンでしつこく付きまとっている。好きになると、人は固執しだす。この固執が強くなると嫉妬や憎しみに変わるのだと思う。それは分かっていても、好きになるとどうしても人間は執着して苦しむのである。オカマなので一生一緒になれないのは分かっているだが人の性ですきになってしまうのである。
そのジレンマをアンジーは感じているに違いない・・。
そんな事を想像しながらやっている。
今日、収録の帰りに久しぶりに「てつ釜」と呼ばれるラーメン屋に行って来た。六本木のスタジオで仕事をする時は必ず立ち寄るお店だ。
ここのラーメン、九州のとんこつラーメンが基礎なのだが、後味がさっぱりとしたさわやかさがあるのだ。味というのは、芝居と同じであまりこってりしすぎるよりも後味が引く方がお客さんの心を引くのだ。満足しすぎるとそこで終わってしまう。でも、満足させるぎりぎりのところで、お客さんの心を満たしてあげる。すると、もっと食べたくなってしまうのだ。ここのラーメンはそういうところをついてくるのだ。
奥が深い・・・。感激を改めてした。
お芝居もそうありたいものだ・・・。などと想いを抱きながら店を後にするのだった。店を出ると日差しが暑かった。
恩師であり、俳優として最も尊敬する俳優、北村和夫さんがなくなりました。80歳でした。北村さんとの様々な思い出が蘇ってきて深い悲しみを感じています。人間は、いずれ亡くなります。分かっていても悲しみというのはやってくるものだとつくづく感じました。
先日、偶然、北村さんと駅でお会いしました。その時が虫の知らせだったのでしょう。実はその前後に「北村さんにご挨拶にいかなければ」という想いにかられていたので、とても深い感動をしたのでした。北村さんからは俳優として様々な事を教わりました。
「芝居はハートだよ」
「奉仕する仕事なんだ」
それら一つ一つが胸に刻み込まれていて深い感謝と感動が込上げてきます。この尊敬してやまない北村さんに自分の監督映画「ストーンエイジ」にも出演していただきました。この時の北村さんの演技にまた打ち震えるものがありました。そして、自分の作品に出ていただけた事は何よりも誇りでした。
北村和夫さん・・・ありがとうございました。北村さんから教わったことを胸にこれからも精進していきます。どうぞ・・安らかにお眠りください。しばしのお別れですが、お疲れ様でした。
深い感謝と尊敬を込めて 白鳥哲
最近のコメント